アメリカンモダンレッスン

第7回:バンカー・ショット



■バンカー・ショットであってもスイングは加速し続けます

 それまで最高のペースでラウンドしながら突然のミスショットでグリーン周りのガード・バンカーに捕まった経験は皆さんお持ちでしょう。そして、突然緊張が高まり、考えられる最悪の事態が次々と頭をよぎったことでしょう。そして、実際に多くのゴルファーが、素晴らしいバックスイングをしながら、ダウンスイングで急にブレーキをかけたようにスイングを減速し、結果、ボールはバンカーに残ったままという光景をよく見かけます。アベレージ・ゴルファーからスクラッチ・プレイヤーまで多くのゴルファーが同じ問題を抱えています。

 バンカー・ショットでスイングを減速してしまうのです。
 実際にクラブヘッドがボールに直接触れることはありませんし、インパクト・エリアにおいてクラブヘッドの動きは、非常に速いのです。私が生徒たちにバンカー・ショットを教える時、まず、第一に強調するのがスイングを加速することです。良いバンカー・ショットをするための条件は、もちろん他にもありますが、スイングの加速が最も強調されるべきポイントです。すばらしいスイングは、つねに加速しています。スイングが加速しないということは、恐れているということであり、自分のスイングを信じれなくなったということでもあります。私は、いまだになぜ多くのゴルファーがスイングを減速してしまうのかその理由は解りませんが、この不安や恐れから抜け出すのに役立つちょっとしたアイデアとテクニックをみなさんにご紹介しましょう。

■ボールは左足甲の前辺りがベストでしょう

 まず、セットアップです。両足、両膝、腰、肩は、20度くらいオープンにして下さい。次に両膝とグリップ、特に指先をより柔らかく保って下さい。ダウンスイングにおいてインパクトへの入射角を浅くすることが可能となります。さらに左足を30度くらいオープンにすることにより、上体の回転と体重移動がスムーズになります。ボールの位置は非常に重要です。左足の甲の近くが良いでしょう。ゴルファーのスイング・プレーンにより多少変わりますが、ほとんどのプレイヤーには、この位置がベストでしょう。サンド・ウエッジは、ボールの下をスライドするように設計されています。従って、ボールが前の方にあれば、クラブヘッドは、ボールの数インチ(5センチ-7センチ)後ろの砂に入り、砂の中をスライドし、ボールの下を通過し、ボールを跳ね上げるのです。

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リッチ

リチャード・エイブル
愛称「リッチ」。ゴルフコーチとしてレッド・ベターに師事。今田竜二を14歳から育てた事で一躍有名に。フロリダ州タンパ在住。現在ジュニアの育成に特に手腕を振るっている。
http://www.abelegolf.com/

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