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| 私のストレス解消法は、マッサージを受ける事です。体も精神もリラックスしますよ。 |
ゴルフはストレス解消にうってつけのスポーツだと思います。緑が豊かで視界が開けた場所に立つと誰しも解放的な気分になります。ティーグランドに立つと思わず胸を張って深呼吸したりしますが、この動作で無意識にストレスも発散させているのです。スタート前の適度な緊張感とナイスショットした時のそう快感は誰しも経験していることでしょう。また、ラウンド中、やや早足でのウオーキングは体に大きな負担がかからないので精神を徐々にリラックスさせてくれるはずです。
私はストレスがたまるとマッサージを受けることが多いのですが、これはレース前のマッサージは硬直した筋肉をほぐして体調を整える意味と緊張をほぐしてリラックスした気分で競技に臨むためです。練習中でも思うようにタイムが出ない時、意欲が出ない時などストレスがたまっているなと感じたらマッサージを受けて体をリラックスさせます。
また、音楽を聴くことも効果がありますね。私は携帯ラジオをポケットに忍ばせてイヤホンで聴きながら走っています。自分でもすてきな気分転換だと気に入っています。
周囲からみるとタイムや成績が伸びない時にストレスがたまるのではと思うかも知れませんが、練習方法や健康状態などをデータで細かくチェックするので、データをみれば、それなりに納得できるんです。結果が悪くても納得できればストレスになりません。また競技中に抜かれたり、区間で思うようなラップを刻めなかったりしてもいちいち気になりません。今のように故障しているときの方がずっとストレスがたまります。
ゴルフも同様です。ストレスを発散させる良い機会なのに、1打ごと、ミスショットごとに反省したり悔やんだりしてはかえってストレスがたまります。もっともゴルフの場合、「静」と「動」の繰り返しで、ショットの「動」の時間より考える「静」の時間の方が圧倒的に多いスポーツ。考える時間がたくさんあるので、ミスショットをすると「何故あんなミスをしてしまったのだろう」と、つい後ろ向きの考えも出てきます。あれこれ原因を探っている内に、次のショットに入ってしまい、また同じようなミスが出る。すると不安が大きくなって「次のショットもミスするのでは」という悪循環に陥ります。
ここで大切な事は前向きに考えること。「それなりの練習をしてきたのだから、ここまではできる」というハッキリした自信があれば、自分の技量以上の難しい局面に遭遇した時「これは今後の課題」としてミスショットもすんなり受け入れられると思います。私も競技で「ここを改善すれば次は行ける」といつも前向き考えています。
そして、もしラウンド後にストレスがたまっていると感じられたら、それは精神的なものでなく、血糖値が下がっていたりエネルギー不足なるといった肉体的条件が原因になっていることが多いということも頭に入れておきましょう。大抵はしっかり食事をとれば解消するはずです。

谷川真理
アミノバイタルAC所属。出身地:福岡市。著書に谷川真理のランニングフィットネス(学習研究社)がある。91年東京国際女子マラソン、92年ゴールドコーストマラソン、93年 札幌ハーフマラソン、94年パリマラソンいずれも優勝。現在でも多くのマラソン大会に出場し、「市民ランナーの星」 と親しみを込めて慕うファンが多い。 座右の銘「忍耐は苦しい けれどもその実は甘い」